BooTom'sエピソード20


1998年1月16日☆BooTom,生後5ヶ月頃のエピソード☆

Am10:00すぎ、BooTomが大変なことをしてくれました。
Cicoがリビングで新聞を読んでいたら、台所でガシャーンとものすごい音。
何を落としたのかと思い、慌てて台所へ行くと、油の入っていた天ぷら鍋が床の上に・・・。
こぼれた油を片付けた後、玄関の方へ行ってみると、BooTomの体だけがびしょ濡れになっていました。
どうやら犯人はBooTomだったようです。すぐシャンプーをしたのだが、かなりの量の油をかぶったようで、
全身がポマードでも塗ったようにテカテカしてました。
そうとうショックだったのか、自分でも何が起こったのかわからずビックリしたのか、
1日中おとなしく、食欲もあまりありませんでした。


1998年3月9日☆今は亡き、Neroの避妊手術の日☆

今日、本当はPeruが手術する予定にしてたのですが、2〜3日前から ちょっと下痢をしていたし、
少し元気なかったので、急遽Neroに変更!機能は1日中絶食だったので 大暴れしてたNero。
今日は9:00に病院へ。夕方5:00すぎにお迎えに。Pm1:00頃に終わったのですが、
まだ麻酔が切れずちょっとボーッとしてました。夜9:00頃になってようやく食欲が出てきたようなので、
ゆでたささみをすりつぶし、ミルクを加え、少しカツオ節をかけてあげたら少し食べてくれました。
3針ぬってガーゼを当て、全身ネットに覆われていて、動きにくそう〜!


1998年4月6日☆Peruの避妊手術の日☆

麻酔をかけた時、一旦呼吸が止まったと獣医さんに言われた。
肺に何らかの異常があるかもしれないと。ちょっと心配。家に帰ってからも、なんだかグッタリ
してて・・・。手術がきっかけでFIPを発症しなければいいのだが・・・。1週間は要注意と言われた。


1998年6月13日〜15日☆Neroの異変☆

1日に何度も吐くようになる。


1998年6月16日☆Nero、病院へ☆

触診の結果は異常なし。胃の炎症をおさえる薬を4日分もらう。
3日くらい様子を見て、改善されないようだったらまた来てくださいと言われた。


1998年18日☆Nero、再度病院へ☆


嘔吐の回数は減り水も飲むようになったが、食欲はない。再度病院へ。
FIPのウィルスが体の中で動き始めたのかもしれない。血液検査の為、採血。
結果は明日でるとのこと。異常があればすぐ連絡が入ることに。1週間経っても食欲がでないようなら、
入院して点滴を打ちながら治療した方がいいと。


1998年6月19日☆血液検査の結果が・・・☆

>腎臓の機能がかなり悪い。尿毒症の危険性があるので、入院して
点滴を打ちながら尿を絞りだす。値が正常値まで下がらなければかなり危険な状態。
とても心配で眠れない。


1998年6月20日☆Neroが急変!☆

Am9:00、病院からTel.。Neroが「今朝になって急変したのですぐ来て ください」と。
慌てて駆けつけると痙攣を起こし、口から泡をふいているNeroの姿がそこにあった。
体が小刻みに震えている。苦しむNeroをただ涙をうかべてみているしかない自分が悲しく、悔しかった。
「早く楽にさせてあげたい。もう助からないのならまだ息のあるうちに家へ連れて帰り、最後を
見届けてあげたい」そう思ったが、先生はまだ必死に苦しみをやわらげようと薬を点滴に注入していた。
私はどうしたらいいのかわからず、Neroを見つめる。果たしてNeroの目には私が映っていたのだろうか?
私の「ガンバレ」の声は届いていたのだろうか?1度だけニャーとNeroの声が聞こえた。
Am10:00、体の震えが止まった。私の声が届いたのかと一瞬思ったが、そうではなかった。
透明なケースのふたが外され、先生が心臓マッサージを始めた。呼吸が止まっているのが私にもわかった。
先生は必死に何度も心臓マッサージをしたが、Neroは戻ってこなかった。


まだ生後10ヶ月のNeroは急性腎不全のため、その短い生涯を終え、
Neroママの元へと旅立ちました。天国でNeroママを逢えるといいね。そしていつまでも忘れないよ!
沢山の思い出をありがとう! 


あふれてくる涙を必死にこらえて帰宅。冷たく固くなってしまった
Neroの体は、生きている時よりもズッシリと重く感じた。TomyもPeruも動かなくなったNeroを見て
「Nero、どうしたの?」と何度も寄ってきた。
FIPに感染していると思われるTomy、Peru、Nero。いつかこんな日がくることは覚悟していた。
でももう少し生きて欲しかった。せめてあと2ヶ月。1歳の誕生日をみんなでお祝いしたかった。



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